標準入力とは通常はキーボードからの入力を言います。標準出力とは普通ディスプレイへの表示を言います。
標準エラー出力とは標準出力と同じように通常はディスプレイを指します。結果は同じになりますが、標準出力が
一般的なメッセージを表示させるのに使うのに対し、標準エラー出力はエラーメッセージを出すのに使われます。
詳しくはこちらを参照してください。
標準出力への出力は、「System.out.println」のようにすることはすでに説明しているとおりです。
これはSystemクラスのメンバー変数outがあり、これは
PrintStreamなのです。Java Virtual Machineが起動した時にすでにこのストリームは開かれており、
JVMが終了する時に閉じられるのです。
標準エラー出力も同じように、Systemクラスのメンバー変数errがあり、
これはPrintStreamなのです。
標準入力はSystemクラスのメンバー変数inがあり、これは
InputStreamなのです。
これらの入出力はSystemクラスのsetOut, setIn, setErrメソッドを用いて
他のストリームに変更することも可能です。