パッケージとはクラスやインターフェースをひとまとめにしたものです。
例えば、ファイルが多くなってくると同じカテゴリのファイルは新しいフォルダーを作成して
そこに移動して、ファイルを整理しますよね。Javaでも同じようなことができます。つまり同じカテゴリの
クラスやインターフェースは1つのパッケージにしてしまいます。
ディレクトリと同じように、パッケージを階層構造にすることもできます。
Javaでは標準で様々なクラスが用意されていますが、これらも機能のカテゴリごとに分類され、
パッケージ化されています。例えば、ネットワーク関係のクラスは「java.net」というパッケージに
各クラスがしまわれています。これは「java」パッケージの中の「net」パッケージという意味になります。
そのほかにも「java.util」、「java.lang」など多くのパッケージが用意されています。
パッケージ |
解説 |
java.lang |
Javaの中核を成す機能を担うクラス群 |
java.util |
ユーティリティー機能を提供するパッケージ |
java.net |
ネットワーク機能を提供するパッケージ |
java.io |
入出力機能を提供するパッケージ |
java.awt |
Javaの基本的なGUI機能(AWT:Abstract Window Toolkit)を提供するパッケージ |
java.awt.event |
AWTの中でもイベントの機能(ボタンが押された場合など)を提供するパッケージ |