まず、コンパイル方法を解説します。JBuilder
など統合環境の開発ソフトを使用している方は、そちらのマニュアルをお読みください。ここでは、
JDKを使用して
解説します。
まず、Javaのプログラムを書いてみます。何も考えずに下記のプログラムを書いてみてください。
ファイル名も同じにしてください。後で解説しますが、Javaではファイル名のつけ方も決まっているのです。
import java.io.*;
class Test{
public static void main(String args[]){
System.out.println("Hello Java World.");
}
}
|
プログラムを学ぶ一番最初は文字を表示を表示するものだと、昔から決まっていますので、
ここでも「Hello Java World」という文字を表示するプログラムを作ってみました。
C:\>Java>javac Test.java
C:\>Java>java Test
Hello Java World.
|
イタリックの部分が入力する部分です。
もし、入力間違えがあれば、下記のようにエラーメッセージが表示されます。
C:\>Java>javac Test.java
Test.java:4: Can't specify array dimension in a declaration.
public static void main(String args[1]){
^
1 error
C:\>Java>
|
これは「args[1]」と、括弧の中に数字の1を間違って入力した場合です。
エラーが多いと、エラーメッセージが上に消えてしまいます。Windows NT, 2000, XPを利用している
人は、DOS窓の上に表示を戻すことができますが、Windows 95, 98(SE), MeなどのWindowsを利用している
人は、消えてしまったものは、二度と見ることができません。その場合は、統合環境の開発ソフトを
利用するか、JCを利用
してください。
JCを利用すると、エラーメッセージをエディターで表示することができますので、上に消えて
しまう心配がありません。