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7章:STL

1. STLとは


  STL(Standard Template Library)とは、データを格納するコンポーネントと、そのコンポーネントを 操作するためのアルゴリズム群であり、C++の標準の機能である。

  コンポーネントには、「ベクター」、「リスト」、「キュー」、「スタック」をはじめさまざまな コンポーネントが標準で用意されている。それぞれ一長一短で、用途によって使い分けることができる。 また自分で作成することもできる。

  また、アルゴリズムには「データの追加」、「ソート」、「検索」など有用なアルゴリズムが 用意されている。

  これらは、int型、char型、ポインタ型など言語自体で定義されている型以外にも、自分で定義した 構造体やクラスなどを扱うことも可能である。

  このようなコンポーネントとアルゴリズムを組みあわせることにより、自分でデータ格納や データ整理などに関する関数やクラスを作らなくてもよいため、プログラムの部品化が可能で、 再利用性の高いプログラムを作ることができる。

  MFCでは、リストやベクターなどのクラスが定義されているが、MFCは当然Windows上でのみ 使用できる。これに対して、STLでは、C++の機能であるため、他のOSでも使用することができる。


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