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6章:継承

1. 継承とは

  継承とは、あるクラス(A_Class)があるクラス(B_Class)の一種である場合、A_Classは B_Classを継承していると言います。そして、A_ClassはB_CLassの 子クラスサブクラス派生クラスと言い、逆にB_ClassはA_Classの 親クラススーパークラス基底クラスと言います。

  これをC++で定義すると以下のようになります。
class B_Class{
    :
    :
};

class A_Class : public class B_Class
    :
    :
};

  「一種である」というのは、下記の図形の例のように「楕円」や「線」や「多角形」は 「図形」の一種であり、「円」は「楕円」の一種。「直線」は「線」の一種であるし、 「三角形」や「四角形」は「多角形」の一種であるということである。

  つまり、「三角形」や「四角形」は「多角形」を継承していると言い、「三角形」や「四角形」は 「多角形」の子クラス(サブクラス)であると言い、「多角形」は「三角形」や「四角形」の 親クラス(スーパークラス、基底クラス)であるという。

  また、「正方形」は「菱形」と「長方形」の両方の特別な場合であり、このような 継承の仕方を多重継承という。Javaのようにオブジェクト指向言語でも多重継承をサポート していない言語も多いが、C++では多重継承をサポートしている。しかし、あまり使われない。

  継承すると、親クラスのメンバー変数、メンバー関数は、その子クラスでも使用できるようになる。 子クラスでは親クラスのメンバー関数をオーバーライドすることができるため、 子クラスで実相をより高機能化することができる。



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