ostreamは標準出力、標準エラー出力を、istreamは標準入力をターゲットとしていました。
ofstreamはファイル出力、ifstreamはファイル入力をターゲットにしていました。
ストリームは文字列をターゲットにすることもできます。それがostrstreamとistrstreamです。
ostrstream, istrstreamを使用する場合は「strstrea.h」をインクルードする必要があります。
使い方はこれまでのストリームと同じです。ただしインスタンスを作成するときに、
ターゲットを指定する必要があります。
ファイルストリームの場合は、ターゲットのファイル名を指定しましたが、ストリング
ストリームでは、ターゲットとなる文字列を指定します。
以下に、文字列を単語事に区切って出力する例を示します。
#include <iostream>
#include <strstrea.h>
using namespace std;
void main(){
char str[] = "This is a pen.";
char buf[20] ;
istrstream is( str ) ;
while( is >> buf )
cout << buf << endl;
}
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This
is
a
pen.
|