C言語を構成する語句は「識別子」、「予約語」、「定数」、「文字列」、「演算子」、
「区切子」、「コメント」、「ブランク」があります。
識別子はすでに説明したように、関数名、変数名のことです。変数には、
単純変数、配列、ポインタの3種類があり、さらにint型、char型などの型が
存在します。
予約語は、プログラムの実行順序の制御や、変数の型など、決まっている語です。
定数はその名の通り、定数です。文字列も定数(文字)の羅列で、定数の1種と考えられます
演算子は足し算、引き算などの「+」や「-」のことです。
区切子とは、文と文を区切ったりするものです。
コメントとは、何をしている部分だとか、この関数は何をするものだとか、ここはまだ
未完成だよとか、プログラムとは関係ないが、プログラマーが自分あるいは、一緒に作っている
仲間のプログラマーに対してのメッセージです。コメントの書き方は2種類あります。1つは
「//」の以降改行まで、2つ目は「/*」と「*/」の間です。
後者は入れ子ができません。前者はコンパイラによってはサポートされていません。
ブランクとは、プログラムを見やすくするための改行や、タブ、スペースを言います。