BMPファイルはビットマップの略です。各点がビットマップにしたがって格納されています。
色が最高で何色表現できるか、Windows用かOS/2用かなどによりビットマップの種類が異なり、
同じBMPファイルでも何種類かのフォーマットがあります。
Windows用のBMPファイルは、DIBという形式になっています。DIBには何色格納できるか
などにより、いくつかの形式があるのでコンピュータから見ると、ちょっと扱いにくいフォーマット
です。そこでコンピュータの中ではDDBという形式に変換して、格納しています。
しかしDDBは人間にとっては扱いにくいので、本ソフトではDIBすなわちBMPファイルの
形式のデータを操作(モザイクなど)することにします。そして画面に表示するときに、DDB
に変換します。(DDBへの変換等はもちろん雛形に組み込まれています。)
コンピュータの画像は点の集合ですが、1点(1ドット、1ピクセルなどと呼ぶ)を
どのような情報で表しているかというと、光の三原色(赤、緑、青)です。他に
YUV(YCrCbとも言い、テレビやビデオなどに使われている)やHSVなどの情報に分ける
こともあります。
一般にフルカラーと呼ばれる画像は1ピクセルを赤、緑、青それぞれ1バイト(256階調)
の合計3バイトで管理しています。これが一番操作しやすいので、今回のアプリケーションは
24bitフルカラーのみ対応のアプリケーションです。
では次ページから、メモリーとの関連を説明します。