アルゴリズムトップ
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4. 練習問題
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3-5.複合条件
- 例題:
- 変数a,b,cに適当な数が代入されている。この変数中で最小値を変数wに代入する。
- 考え方:
- aとbを比べる。そのうち、小さい方とcを比べる。その結果小さい方が最小値である。
- a≦bでかつa≦cの時 → 最小値は a
- a≦bでかつa>cの時 → 最小値は c
- a>bでかつb≦cの時 → 最小値は b
- a>bでかつb>cの時 → 最小値は c
これは前のページでやった例題を多重分岐を使う場合の考え方です。しかし
複合条件を用いるともう少しわかりやすくなります。複合条件とは、ある条件
と別の条件を両方満たしている場合(
AND複合条件)や、どちらか一方を満たしている場合
(OR複合条件)など、
複数の条件を一つの条件として分岐することを言います。
アセンブリ言語などプログラム言語によっては、このような複合条件を扱えない
言語もあり、この場合は多重分岐になります。
このような考えでフローチャートを書くと次のようになります。
if(a<=b && a<=c)
w=a;
if(a<=b && a>c)
w=c;
if(a>b && b<=c)
w=b;
if(a>b && b>c)
w=c;
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フローチャートでは「AND」とか「OR」と表記するのに対して、C言語では、
ANDを「&&」、
ORを「||」で表記します。
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