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0. はじめに

1. 基礎
　　　1. レジスタとは
　　　2. セグメントとは

2. MOV命令
　　　1. MOV命令
　　　2. コンパイル
　　　3. 即値の転送
　　　4. メモリーへの転送
　　　5. データ定義疑似命令
　　　6. 練習問題

3. 算術演算
　　　1. 符号なし演算と符号付き演算
　　　2. 足し算
　　　3. 練習問題
　　　4. フラグ
　　　5. 引き算
　　　6. かけ算
　　　7. わり算
　　　8. INC,DEC

4. 分岐
　　　1. 無条件分離
　　　2. 比較命令
　　　3. 条件分離
　　　4. 練習問題
　　　5. ループ
　　　6. サブルーチン
　　　7. スタックとは
　　　8. PUSH,POP
　　　9. 練習問題

5. 論理演算
　　　1. AND命令
　　　2. OR命令
　　　3. XOR命令
　　　4. NOT命令
　　　5. NEG命令
　　　6. TEST命令
　　　7. 練習問題

6. シフト演算
　　　1. シフト
　　　2. ローテート
　　　3. 練習問題1
　　　4. 練習問題2

7. ストリング命令
　　　1. ストリング命令とは
　　　2. MOVS?
　　　3. REP
　　　4. DFの設定
　　　5. LODS?
　　　6. STOS?
　　　7. SCAS?
　　　8. CMPS?
　　　9 .練習問題

8. 入出力
　　　1. 概要
　　　2. IN命令
　　　3. OUT命令
　　　4. INS,OUTS命令

9. その他
　　　1. LEA
　　　2. XCHG
　　　3. NOP

10. 割り込み
　　　1. 割り込みとは
　　　2. ソフトウェア割り込み
　　　3. ハードウェア割り込み
　　　4. 割り込みベクター
　　　5. 割り込み処理の作り方
　　　6. 練習問題

11. レジスタの型変換(キャスト)

12. 卒業試験
　　　1. 卒業試験
　　　2. 画像データの格納形式
　　　3. インラインアセンブラ
　　　4. ネガポジ反転
　　　5. 明るくする、暗くする
　　　6. グレースケール
　　　7. 二値化
　　　8. 上下反転、左右反転
　　　9. 4分割
　　　10. モザイク
　　　11. シャープ
　　　12. ぼかし
　　　13. エンボス
　　　14. ディザ拡散
　　　15. 鉛筆を置いてください

13. 終わりに

文字コード

アセンブラ　〜MS-DOSの世界〜

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　　「PUSH」「POP」関連の命令はあと4対ある。

PUSHA 　 動作：PUSH　AX、PUSH　CX、PUSH　DX、PUSH　BX、PUSH　SP、PUSH　BP、 　　　　　PUSH　SI、PUSH　DIをこの順に実行する 　　影響を受けるフラグ：なし

POPA 　　動作：POP　DI、POP　SI、POP　BP、POP　SP、POP　BX、POP　DX、 　　　　　POP　CX、POP　AXをこの順に実行する。 　　影響を受けるフラグ：なし

PUSHAD 　 動作：PUSH　EAX、PUSH　ECX、PUSH　EDX、PUSH　EBX、PUSH　ESP、PUSH　EBP、 　　　　　PUSH　ESI、PUSH　EDIをこの順に実行する 　　影響を受けるフラグ：なし

POPAD 　　動作：POP　EDI、POP　ESI、POP　EBP、POP　ESP、POP　EBX、POP　EDX、 　　　　　POP　ECX、POP　EAXをこの順に実行する。 　　影響を受けるフラグ：なし

これらは、サブルーチン内でレジスタを保存する場合などに用いられる。

PUSHF 　 動作：SPを２減らし、SS:SPにFLAGSを格納 　　影響を受けるフラグ：なし

POPF 　 動作：SS:SPの内容をFLAGSに代入し、SPを２増やす 　　影響を受けるフラグ：なし

PUSHFD 　 動作：SPを4減らし、SS:SPにEFLAGSを格納 　　影響を受けるフラグ：なし

POPFD 　 動作：SS:SPの内容をEFLAGSに代入し、SPを4増やす 　　影響を受けるフラグ：なし

　　フラグの保存は、例えば「CMP」命令後、ほかの処理をしてから条件分岐を させたい場合や、DF(7章参照)をサブルーチン内で 保存したい場合などに用いる。

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