ビタミンB6が不足すると脂漏性皮膚炎(顔などから脂肪分が出る症状)や、口内炎、舌炎、 食欲不振、月経異常、ふけ症、皮膚の角質化、不眠症など様々な症状が出るそうです。また、 動物実験では、てんかんの発作を起こしたり、貧血、不妊、脱力状態なども起こるそうです。 なお、貧血気味の人はビタミンB12不足の可能性もありますので、レバー等を摂取しま しょう。 これを喰え!! 一日に必要なビタミンB6はその人がタンパク質をどのくらい摂取するかによって異なります。 タンパク質が分解されてアミノ酸になり、そのアミノ酸が利用されるときにビタミンB6も消費 されるからです。したがって一概にはいえませんが、だいたい3〜4mgと言われています。ビタミンB6は様々な食物に含まれており、植物では穀物、芋類、豆類、野菜、果実など。 動物では肉類、魚類、乳製品、卵など。 ただし、ビタミンB6は壊れやすく、冷凍、加熱などを行わず、加工や調理はあまり行わ ない方が良いようです。
動物性食品 含有量(mg) 植物性食品 含有量(mg) タラ、ヒラメ 1.00 大豆 0.80 牛、レバー 0.83 クルミ 0.73 鮭 0.75 インゲン豆 0.55 カニ 0.50 ピーナッツ 0.50 鶏の卵 0.33 白米 0.30